リクナビ利用規約

林 孝匡弁護士がわかりやすく解説

リクナビ

株式会社リクルート

林 孝匡 弁護士からの
気をつけよう!

2022/01/07 更新

お使いのブラウザは対応していません。お手数ですが、Canvasに対応したブラウザをお使いください。
権利関係 ••• レベル2 解除解約 ••• レベル0 あなたの義務・責任 ••• レベル2 事業者の義務・責任 ••• レベル3 その他
(プライバシー等)
••• レベル1
林 孝匡弁護士 - - - 同一カテゴリの平均
(高) 気をつけよう!のレベル (低)
以下の4つに注意しましょう。

✔︎ 「これ、私やん?」となるかも。
  あなたの情報が雑誌などに掲載される可能性があるから。
  詳しくは解説参照
✔︎ あなたの情報は巡りめくる
  サービスの特性上、あなたの情報は企業などに提供される。
  企業からリクナビ側へ提供されることもある。
  個人情報の取り扱われ方が気になる方は問い合わせましょう。
  利用の停止も請求できます。
✔︎ おもてたんと違う!
  とならないよう、労働条件など【あなたが】キチンと確認しましょう。
  リクナビが提供する情報を鵜呑みにしない。
✔︎ ウチは一切責任を負わないよ規定がチラホラ。
  何か損害を被った場合は、国民生活センターへ相談しましょう。
  事業者に重大な過失があれば損害賠償請求できます。

利用規約:2021-04-01改定版、 プライバシーポリシー:2021-12-03改定版。

本レベルは上記サービス自体の評価ではありません。サービスの利用時に、特に知っていて頂きたいレベルを表したものです。

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リクナビのポイント解説

弁護士それぞれの観点で
「特に重要なポイント」を解説

項目1:権利関係

■ 俺のものは俺のもの(14条)
  サービス全般の知的財産は事業者のもの。
  無断で利用しないよう注意しましょう。

■ オマエのものも俺のもの(11条・14条)
 あなたの知的財産権(投稿などのコンテンツ)は自由に利用される(11条・14条)
 「これ、私やん?」ってなるかも
 アンケート等の結果などが、雑誌に掲載される可能性があるから。
 ※ しかも、自由に変更されるおそれもある
  むずかしい言葉でいえば〈あなたは著作者人格権を行使できない〉

項目2:解除解約

■ いつでも退会できる(10条4項)
  基本、お金が発生するサービスではないので、返金うんぬんについては特にナシ。

項目3:あなたの義務・責任

■ 情報確認は、自己責任
 イベント参加するとき、ご自身で注意書きを確認しましょう(3条2項)
 〈あなたが不利益を被っても責任を負わないよ〉との規定あり
  ※ ただし、事業者に過失がある場合は責任追求できる。
    その旨はキチンと記載しているので好印象。

■ ヤクザの方へ
 カタギになって5年たたないとサービスを使えない(20条)

■ やっちゃダメ(12条)
 禁止事項。
 一般的な内容。
 何をしたらダメか、ザッと目を通しておきましょう

■ 賠償してね(21条)
 「ウチに迷惑かけた場合、すべての損害を賠償してね」との規定。
 これは裁判所が決めること。
 ✔︎ ホントウに賠償する必要があるのか?(過失・因果関係の有無)
 ✔︎ 損害額はいくらか?など。
 トラブったときは、国民生活センターなどに相談しましょう。

項目4:事業者の義務・責任

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ ウチは一切責任を負わないよ規定
━━━━━━━━━━━━━━━━
↓ この5つ、常に有効かは疑問

■ 7条
 【リクナビアドバイザリーサービスを利用した結果について】
  あなたに損害が生じたとしても一切責任を負わないよ、との規定

■ 8条3項
 【メッセージおよびオファーの受信拒否設定などで】
  あなたに損害が生じたとしても一切責任を負わないよ、との規定

■ 10条3項
 【サービスを利用する活動全般で】
  あなたに損害が生じたとしても一切責任を負わないよ、との規定

■ 13条
 【サービスを停止したことで】
  あなたに損害が生じたとしても一切責任を負わないよ、との規定

■ 15条2項
 【企業などへの電子ファイル添付で】
  あなたに損害が生じたとしても一切責任を負わないよ、との規定

〈理由〉
 ケースによっては、消費者契約法8条1項1号・3号に違反している可能性があるから。
 事業者に〈重大な過失〉がある場合、損害賠償責任の〈全部〉を免除しちゃダメだから。
 たしかに、自己責任の部分もあるが、事業者に重大な過失がある場合もゼロではない。
 重大な過失がある場合、損害賠償請求できます。
 トラブったときは、国民生活センターに相談しましょう。

項目5:その他(プライバシー等)


■ おもてたんと違う!
 とならないよう、労働条件など【あなたが】キチンと確認しましょう。
 〈ウチがだす企業の情報が正確とは限らないよ〉との規定(17条)

━━━━━━━━━━━━━━
▼ 情報は巡りめくる
━━━━━━━━━━━━━━
■ あなたの提出物が企業に提供される場合がある(3条4項)
 「あなたがあらかじめ承諾する」との規定

■ メッセージの開封数などが把握される(8条5項)
  ただし、あなた個人を識別できないように加工される。
  ↓ そのほか把握される情報
   送信数、閲覧数、送信日時、会員の属性、情報、開封率

■ ↑の情報が、企業や大学などに提供されることがある(8条5項)

■ あなたの情報が、企業からリクナビに提供されることがある(18条)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ あなたの個人情報がどう取り扱われるか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
特に問題がないと考える(プライバシーポリシー)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ どうすればいい?(個人情報トラブル)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ あなたができる4つの対策

1.
「わたしの個人情報、どう取り扱われてるの?」
と思った場合
以下の請求ができます。
・私の個人情報を開示してよ(個人情報保護法33①)
・誰に提供したの?第三者に提供した記録を開示してよ(33⑤)

2.
「勝手に第三者に提供しないでよ」
と請求できます(35③)

3.
「消してよ」
個人情報の訂正、削除などを請求できます(34①)
厳密に言えば、
あなたの情報が「誤ってるとき」に請求ができる。
でも、情報が正しくても応じてくれる...はず。
〈個人の人格尊重〉
という個人情報保護法の理念(3条)に照らせば。

4.
「もう、わたしの個人情報を使わないでよ」
以下の場合、利用の停止を請求できます(35①)
・利用目的の範囲を超えて使われている場合
・不適正に利用されている場合

■ Help me!

事業者が応じてくれない時
助太刀を求めましょう(第三者機関の力を借りる)
↓ 方法は以下のとおり。

✔︎ 認定個人情報保護団体に申し入れる(53条)
 この団体が、事業者に
 「おい!ユーザーから苦情でてるぞ」
 と言ってくれます。
     ↓
  万が一、解決しなければ
     ↓
✔︎ 個人情報保護委員会に申し入れる(146条)
  以下の権力を持った強力な機関です。
  ・指導、助言
  ・報告、立入検査
  ・勧告
  ・命令

この投稿は、2022年01月07日時点の情報です。

また、解説にない箇所が重要でない
ということではありません。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して
ご活用いただくようお願いいたします。

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